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情報とマインドを<残す>ためのノート活用術

火曜日, 4月 20th, 2010

博多はすっきりしない天気が続いています。

 

 

今回は、私が学生時代から実践している

<残す>ためのノート活用のご紹介です。

 

 

情報整理術、マインドマップ、手帳活用、などなど

メモを書きとめる=memoriseにはそれぞれの「流儀」があるのですが

皆さんの参考になればと思います。

notebook

 

私の場合、

基本機能を2つに分けて、2冊のノートを使い分けています。

 

(1)情報を残す → 写真左・LEXONの持ち歩き用A4バインダーブック

 

要は、事務所に戻って打ち合わせ内容などをファイリングできるよう

ルーズリーフを持ち歩きたかったのですが、

なかなか手頃なものがなく、探すのに2か月くらい吟味しました(笑)

 

(2)マインドを残す → ふつうのA4大学ノート 

 

たとえば講演やセミナーの内容であったり、

書籍の内容であったり、

移動中に思いついたビジネスアイデアであったり、

 

その時の気持ちを持ち歩いて、いつでも見れるようにしたものです。

A4なのは、1ページに情報を詰め込むため。

 

 

メモは取るけどあとから見ない・整理できないという方は

是非参考にしてみてください。

美容業の開業事情 その3 開業前後で悩みは変わる

火曜日, 4月 13th, 2010

美容業の開業事情」(こくきん創業支援センター福岡)に見る

サロンの開業の実態の最終回。

今回は、開業時、そして開業後の経営課題を見てみます。

 

 

 

 

一般に、

開業時には「資金」、開業後には「人材」の問題が

経営者の悩みや苦労としてまず挙げられます。

 

この傾向はサロンについても同様のようです。

開業時に苦労したこととして、資金調達(38%)がまず挙げられ、

これに、財務・法務(31%)や各種手続(27%)が続きます。

 

技術や接客は下積み時代に充分身につけても、

<経営者>は、それだけでは思うようにいかないことも多くあります。

 salon3

 

 

一方で、開業後の苦労は、売上確保・従業員育成確保で過半を占めます。

 

美容業の経営指標(2008年小売業の経営指標)として、

・従業員1人当たり売上高 53万円/月商

・イス1脚当たり売上高 48万円/月商

が中期的な目標になりますが、

立ち上げから軌道に乗るまでの間の計画は、

試行錯誤の繰り返しです。

初心をわすれることなく、どんどんチャレンジしていきましょう。

 

 

 

以上、創業の先人達が教えてくれたことを

これから創業を考える方々は

生かさない手はありません。

 

創業のアイデアが出てきたら、

まずは、あなたが考えるビジネスを整理してみましょう。

 

さらに一歩踏み込んで、販売計画・資金繰り計画の策定と実行、

税務や会計などの経営知識などは、

プロフェッショナルの手助けを借りることができれば、

将来の成功率も格段にアップするはずです。

 

以上、今回のシリーズの関連情報は

こちら>のページもぜひご参照ください。

 

また、コメント・感想などがあれば

お問い合わせフォーム>からも、ぜひお願いします。

美容業の開業事情 その2 スタートダッシュの条件は「立地」と「囲い込み」

火曜日, 4月 6th, 2010

 

美容業の開業事情」(こくきん創業支援センター福岡)に見る

サロンの開業の実態。

今回は設備投資や立地条件などについて、見てみることにします。

(なお本内容のご紹介は、事前に同センターにご承諾いただいております)

 

 

 

開業の立地に関しては、

<元の勤務先に近い>という理由がもっとも多く38%、

逆に<周辺に競合店がない>からというのは3%しかいません。

これも、他のサービス業と比べると特徴的です。

 

つまり、一般的な立地条件だけではなく、

もともとの勤務先での指名客を、

円滑に、かつ円満に

引き継ぐことができるかが、スタートダッシュの成功のカギと言えそうです。

 

 

 

一方で、開業費用の平均は978万。

そのうち設備資金として内装(423万円)、什器備品(157万円)など

852万円がかかっています。

 

その資金の調達は、金融機関からの借り入れが6割、

自己資金と身内の援助で各2割ずつ。

 

実際には、開業費用が予定より多くかかることや、

金融機関からの借り入れが希望通りいかなかった場合も想定し

余裕をもって自己資金をしっかり確保しておくこと、

そして事前の計画が重要です。

 salon2

なお理美容業の開業にあたって

福岡県では、正社員の雇い入れなどを条件に、開業6カ月以内の申請で

地域再生中小企業創業助成金

として、創業経費の3分の1などの助成金が受けられます。

上限や適用要件がありますので、

開業の際には確認・検討ください。

 

 

 

次回は、開業時の<悩み>について考えます。

美容業の開業事情 その1 開業までの業界キャリアは約11年

土曜日, 4月 3rd, 2010

 

全国に美容室は20万件超。

福岡県だけでも8,000件余の店舗があります。

 

 

こくきん創業支援センター福岡が先にまとめたアンケート

 

美容業の開業事情

 

ここ1年で美容室を開いた経営者の実態をシリーズで掲載します。

(なお本内容のご紹介は、事前に同センターにご承諾いただいております)

 

 

 

開業するほぼ全員が、美容業の経験者。

飲食店や小売・雑貨店などの開業スタイルとは勝手が違うようです。

 

勤務時代のキャリアは平均11.3年と、全業種平均(14年)よりも短く、

開業時の平均年齢は34.1歳ということで、

20代・30代で8割以上を占めています。

 

 salon1

 

スタッフのほとんどが、将来の「経営者予備軍」であることも

この業界の大きな特徴です。

 

学生時代・修行時代から開業をこころざした割合はそれぞれ24%・38%と、

下積み時代から<いつかは独立したい・・・>と考えている方々が

とても多いことがわかります。

 

また開業者の6割が、店長クラスの経験者です。

 

 

 

このように、技術や知識が備わって、

比較的若いうちに独立できる美容業ですが、

次回は開業費用や立地について考えてみます。

 

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