以前のブログでご紹介の通り、twitterをはじめて早や4カ月。
いつの間にか400ツイートを数えるまでになりました。
そしてうれしいのが、特になにも仕掛けをしていないのに
500名以上からのフォローをいただいていること。
相互フォローをめざしているのですが、ちょっと間に合わず。
真面目な話はそう多くないのですが、
とにかく、単なる《情報発信》ではなく
《事務所の考え発信》ができればと思っています。
昨年、恩師の大学退官記念パーティでお会いした後輩から
先週1通のメールをいただきました。
後輩といってもひと回り近く離れているのですが、
なんでも大学卒業後に福岡の政府系金融機関に就職後、
いまは高野山で地域振興を仕事にしているということ。
メールの趣旨は、
あいにく時間が合わずセミナーには参加できませんでしたが、
この後輩、
高野山からわざわざ下山(?)して福岡に来ているとのこと、
面白そうなのでちょっと会ってみました。
「もやいバンク」をはじめとしたNPOバンクは全国にいくつかあり、
SB(ソーシャル・ビジネス)を金融面で支援しようと、
バンクの賛同者から出資を募り、
これを原資に
一定の要件を満たしたSB事業者へ融資をしています。
今回は福岡でのバンクの活動を聞かせてもらいつつ、
私からは、
福岡のSBやベンチャー企業の現状なり
「事業者・河上」としてのビジネスなりをお伝えしました。
すでにSBを支援する機関はあるのですが、
福岡のこのバンクでは
<リスクを負ってビジネスを始める、若きSB起業家を応援したい>
という考えがあるそうです。
私からその時お伝えしたことは、
一部例外を除いて
企業が存続するには社会に認め続けられなければならない
だとすると
営利企業は基本的にソーシャル・ビジネスである ということ。
「近江商人の三方よし」は理想論かもしれませんが、
それが企業理念につながるのではないでしょうか。
もやいバンクをはじめとしたNPOバンクには、
これからも注目です。
人口10万人当たりの美容室数は福岡市は450人で、
横浜市の730人など他の都市に比べ、美容室が多いそうです。
福岡県では、福岡の美容室などと連携して
県が運営するアジア向け情報発信サイト「asian beat」の中で
美容コンテンツを盛り込んでいくとのこと。
先週の日本経済新聞(2010年7月7日朝刊)の記事なのですが、
たしかに福岡はアジア、とくに韓国・中国の観光客が多いのです。
実際にサロンの方に聞いてみると、
「韓国からの旅行者が、地元じゃ物足りないので帰りに寄っている」
「中国からの留学生がお客さんに来ている」
という状況は、よくあるようですね。
しかし<美容>を<観光>に、という切り口は斬新に感じませんか?
競合が多いエリアだからこその戦略と言えそうです。
会社経営で「見えない」といわれがちなものの、代表的な2つです。
(1) 決算の着地が見えない
(2) 決算書では読み取れない会社の価値(良さ)が見えない
(2)については、過去のブログでご紹介した
「知的資産経営」をお勧めします。
詳しくはこちらをご参照ください。
今回は、(1)財務の「見える化」について。
2010年も半分が過ぎました。
3月決算法人であれば第1四半期が経過したことになります。
のど元過ぎれば・・・とは良く言い得たもので、
前回、つい数ヶ月前の決算で「今期の見通しはどうだろうか??」と
頭を悩ませていた経営者の方々も、
決算が落ち着いたとたんに忘れてしまう、
ということはよくあることです。
しかし、今期はもう始まっているのです。
会社の売上や利益の見通しがどの程度「確からしく」予測できるのか、
先手、先手で考えておく必要があるのです。
① まず計画を立てること (比べるものがなければ、管理は困難です)
② 早いうちから着地管理すること (着陸態勢は早いほうが安全・正確)
③ 客観的視点に立つこと (会計情報、第三者の目を上手に活用しましょう!)
「会計ステップ論」とでも言いましょうか、
こちらでご紹介の通り、経営にはステージがあり、
それぞれで会計情報の使い方が変わってきます。
①~③によって、劇的にあなたの会社の「見える化」が進むのです。
今年も折り返しの半分を迎えました。
みなさんは、「年初に考えていたこと」から、どのくらい達成できたでしょうか?
思った通りなら、その継続を!
ちょっと足りないなら、まだまだリカバリーが間に合います!!
さて、こちらもまだ間に合う情報です。
当職では福岡市・創業応援団でご支援をさせていただいているのですが、
現在、【福岡市ステップアップ助成事業】のエントリーを募集しているそうです。
エントリー期限は2010年7月9日(金)まで。
創業者が持つビジネスプランを審査し、
優れたアイデア、
成長性の高い新規事業計画をもつ創業者へ
創業者育成補助(最高100万円)を交付するもの。
アイデアを具現化する1つのきっかけです。
「これは!」と思った方、
ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。