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9月4日 士業の先生方向け研修が開催されます/九州志士の会・MMAP研修

水曜日, 8月 24th, 2011

MMAP研修会(9月4日)のご案内 【PDF:約12KB】

 

来る9月4日(日)、九州(9)志士(4)の日付にちなんで

九州志士の会主催の研修会が開催れます。

 

志士の会会員以外の先生方も参加できますので、

マネジメントにご関心のある士業の先生方、ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

九州志士の会については こちら

 

 

 

----------【以下、転載】-----------

マネジメントに関することなら何にでも使える 【MMAP】研修 開催のご案内

 

当会は、当会相談役 田上康朗氏が独自に開発された、「MMAP」の研修会を、

下記のとおり開催いたします。日ごろの業務に役立つこと間違いなしですので、

奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。

 

テーマ

「九州志士の会と九州経済産業局の取組みの関係」(地域経済課長 松田一也氏)

「MMAPを使った経営革新」(田上康朗氏)

日 時:平成23年9月4日(日) 15:00~18:00 【8月26日(金)締切】

※  研修会終了後、交流会(18:30~、実費)を予定しております。

場 所:九州経済産業局6階会議室

会 費:九州志士の会会員  無料  

会員未登録 1,000円

申込先:(一社)九州志士の会事務局

    福岡市博多区吉塚本町9-15 福岡県中小企業振興センター10階

     (社)中小企業診断協会福岡県支部内

    TEL 092-624-0606 FAX 092-624-9678

    Email shindan.f@gmail.com

 

 

【MMAPとは】 

 Multi-Manegement Action Programの略であり、簡単に言えば、「マネジメントに関することなら何にでも使える行動のプログラム」のことである。

 具体的には、コピー用紙とポストイットとボールペンと使って行う点ではKJ法などと同じであるが、「自分カード」「頂きカード」「ひらめきカード」などを使って、自分の考え方や問題点、解決法などを記入し、まとめていく手法である。個人作業20分~30分、グループ討議40分~50分の繰り返しの作業である。

 1つのテーマを設けてMMAPを用いて研修することで容易に習得でき、1人から何人でも可能であり、社員研修や自己の問題解決手法としては優れている。

損益分岐点の公式から その2 限界利益という考え方

金曜日, 8月 19th, 2011

損益分岐点の応用編です。

< 売上高 = 変動費 + 固定費 >ということは、

< 売上高 - 変動費 = 固定費 >とも言い換えることができますね。

 

これは、売上高から変動費を引いたのこりで、固定費を賄うことができれば損が出ないことを意味しています。

 

 

 

ところで、売上高から変動費だけを引いた利益のことを、「限界利益」といいます。

限界、というのは、売上高が増えれば、それに比例して利益も増える、という考え方です。

 

 

変動費率が60%の場合、のこり40%が変動費以外の部分になります。

 

この、変動費以外の部分を、「限界利益率」といいます。

 

< 変動費 = 売上高 × 変動費率 >と同じように、

< 限界利益 = 売上高 × 限界利益率 >となるわけです。

 

例えば売上高1,000万円、変動費600万円の場合、差引400万円が限界利益です。

このとき、仮に固定費も400万円ならば、損益分岐点売上高は1,000万円になります。

変動費率は60%、限界利益率は40%ですね。

 

 

 

この限界利益、実は会社の利益を把握するのに、ものすごく使い勝手がよいのです。

 

 

例えをもっと複雑にします。

限界利益率が同じく40%の企業で、固定費が1,000万円かかっている場合、

損益分岐点売上高(利益が出始める売上高)はいくらでしょうか?

 

限界利益が1,000万円必要ですから、

[売上高]×40%=1,000万円、つまり2,500万円です。

 

 

 

商品が2つの時も同様です。図にしてみましたので参考にしてください。

 

 

 

 

ちょっと複雑ですが、限界利益率が分かっていれば、

< 損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率 >

という考えが使えるのです。

 

割り算ですから、電卓を1回入れるだけ。

さっそく、皆さんの会社の費用を「固定費」と「変動費」に分けてみて、限界利益率を把握しておきましょう。

損益分岐点の公式から その1 計算式を分かりやすく

金曜日, 8月 12th, 2011

福岡市のインキュベート・アドバイザーとして、創業まもない経営者の方にアドバイスさせていただくことがあります。

アドバイザーはほかにも大勢いらっしゃるのですが、特に「数字に強くなりたい」という要望がある場合に、声をかけられることが多いようです。

 

そこで、「損益分岐点の考え方を教えてほしい」というリクエストがあり、そのとき説明した内容をまとめています。

相当噛み砕いています。このブログで分からない場合は、直接コメントください・・・

 

みなさんは、この公式をご覧になったことがありますか?

 

 

 

数学がニガテな方だけでなく、この数式がスッと頭に入る方は、そう多くはないのではないでしょうか。

分数の中にもうひとつ分数があって、一見、何を意味しているのか分かりません。

 

 

 

では質問を変えて、3つのステップにしてみましょう。

 

 

(1)

損益分岐点、つまり損益ゼロになる売上高というのは、どんな場合でしょうか。

 

損益がゼロなわけですから、< 売上高 = 経費の合計 >ですね。

 

 

(2)

次に、経費にはどんな種類のものがあるのでしょうか。

材料費(原価)、人件費(給料)、ほかにも家賃などもありそうです。

 

この経費を、売上と連動して増減するのか、売上に関係なく(売上ゼロでも)発生するのかに分けます。これが「変動費」と「固定費」です。

 

< 売上高 = 変動費 + 固定費 >

 

変動費 の例 … 原材料費、仕入原価など

固定費 の例 … 人件費(固定給)、家賃、減価償却費など

 

 

(3)

変動費というくらいですから、売上が増えれば増えるほど、変動費そのものも増えます。

では、どのくらい増えるのでしょうか?

 

売上に対して、例えば30%とか、50%とか、一定の比率になると考えられます。

この比率を、「変動費率」といいます。

つまり、< 変動費 = 売上高 × 変動費率 >になるわけです。

 

 

 

実は、これだけです。

 

整理すると、損益分岐点になる売上高というのは< 売上高 = ( 売上高 × 変動費率 )+ 固定費 >です。

中学校で習った一次方程式を使うと、次のようになりますね。

 

 

 

 

損益分岐点の公式というのは、< 売上 = 経費 >になるところ、

まずはこれだけ覚えておいてください。

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