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会社の経理をラクにしよう 4 ネットバンキングを利用する

火曜日, 8月 28th, 2012

 このブログをご覧いただいている社長さんは、みなさんインターネット環境はお持ちのはずです。ところで「インターネットバンキング」は利用していますか?各銀行で取り扱っているサービスで、インターネット上で残高照会や振り込みができるものです。

 

ご存知であっても使っていない方の考えは、2つあると思います。

一つが「セキュリティ(防犯)に不安がある」。もう一つが「手数料がかかる」。

 

しかしよく考えてみてください。

通帳と印鑑と現金を持ち歩いて銀行の窓口まで行くのと、高度に暗号化されたデータを通信するのとでは、どちらが安全でしょうか。推して知るべしですね。

また基本手数料といっても1,000円程度です。「社長の時給」を考えると、損得は比べるまでもありません。

 

 【方法】

 

それほど難しいものではありません。

取引のある金融機関の窓口に行き、「ネットバンキングを利用したい」と申し出ると、必要な手続き書類がもらえます。

これを記入し提出すると、数週間で初期登録を行う案内が来ますので、それに従って進めるだけです。

もちろん金融機関のコールセンターは対応が充実していますので、電話で操作方法を聞きながらでも大丈夫。

 

 【効果】

 

例えば現金を10万円引き出して振り込んだとき、あとから見て、「これ何の分だろう??」と思い出せない時はありませんか?

ネットバンキングは、「現金」というプロセスを通さないので、どこにいくら支払ったのかは記録としてしっかり残り、突合せがカンタンにできます。

まさに、お金の流れの「見える化」ですね。

そして何より、込み合った銀行の窓口で待たされる憂鬱から解放されます。

会社の経理をラクにしよう 3 会社に現金を置かない

金曜日, 8月 17th, 2012

今回は、比較的大きな規模の法人でも実践されている内容です。

 

 

 

すべての経費が通帳から出し入れされるわけではありません。

 

例えば駐車場代。

小銭が必要ですから、どうしてもポケットマネーでいったん支出する必要がありますね。

 

 

それを会社の金庫から引き出す。領収証と突き合わせる。

これが一般的な現金管理です。

 

 

 

 

【方法】

 

ところが必ず会社に「現金」を置いておかないと思っていらっしゃる方もしますが、

必須ではありません。

 

1か月間の経費を個人的に立て替えておいて、

「経費精算書」をつくり、領収証をそろえます。

そしてつかった分だけを給与といっしょに引き出せばよいのです。

 

 

もちろん、この時も現金渡しではなく振込をオススメします。

 

 

またこの時のポイントは、「経費精算書」と領収証の糊貼りを、

経費を立て替えた社員本人に作ってもらうことです。

 

経理としては、そのチェックに専念できます。

 

 

 

【効果】

 

 

こうすることで、現金出納帳の管理が必要でなくなります。

「金庫の現金が合わない」などということもありません。

 

 

なお現金を必ず扱う商売(小売業など)の場合には、

レジからの小口経費支出をなるべく少なくする工夫が必要です。

 

 

・必要なものはカードで払って、事業用口座から引き落とす。

・文房具屋消耗品はカタログショッピングにして、口座振替にする。

 

 

毎月ウンザリする領収証の整理も、ぐっと楽になるはずです。

 

会社の経理をラクにしよう 2 屋号入り通帳に集約

木曜日, 8月 2nd, 2012

経理の効率化は、製造業の改善活動と同じように、永遠の課題ですね。

 

 

今回は、お金の流れを「見える化」するアイデアをご紹介します。

ちなみにこのシリーズは、当事務所のお客様に導入いただき、当事務所の経理でも採用している方法ですので自信を持って効果をお伝えできます。

ちなみに今回は、フリーランスなど、SOHO向けのお話です。


【方法】

創業したての個人の方はご存じない方もいらっしゃいますが、個人でも「屋号+個人名」の通帳を作ることができます。

例えば、名義を「河上康洋税理士事務所 河上 康洋」というものにできます。

法人であれば法人名義の通帳をお使いだと思います。

その場合も、お金の出入りスケジュールを見やすくするためにメイン通帳を1つ作っておくと資金繰り管理がラクになります。


【効果】

これらを実践すると、お金の出入り口が、通帳にほぼ集約されます。

何に、いつ、いくら支払っているかが一目瞭然です。

メリットは2つ。

ひとつは個人的な支出との区別です。

事業に関係するものをこの通帳に一本化すれば、帳簿をつけるのがラクになります。

もう一つは対外的な信用です。

たとえばお客様から売上金を振り込んでいただくとき、屋号が入っていると信用度がUPします。

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