とある先輩のすすめで、映画「てんびんの詩」、はじめて拝見しました。
ぜひ、経営を志すみなさんに見ていただきたい作品です。
近江商人の三方よし。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」という、商売の原点をたとえる言葉として使われています。
ところが、
いざ自分の立場となると、自分が売りたいものを売ろうとしてしまいます。
これではだめなのです。
つまり、「あんたの都合で、だれが買うか!」(映画より)の世界が、
実は世の中にまかり通っている気がします。
天秤のように、売り手と買い手の重さが取れていなければ、商売は成り立ちません。
改めて考えさせられる映画でした。
(公式HPより)
近江商人の家に生まれた主人公・近藤大作が小学校を卒業するところからはじまる。
その日、大作は父親から祝いの言葉と共に、包を贈られる。中に入っていたのは鍋蓋だった。
彼には意味がわからない。だが、そのなんの変哲もない鍋蓋が大作の将来を決めることになる。
父親は彼にそれを売ってこいというのだ。
それを売ることもできないようなら商家跡継ぎにはできないと…。