外売りの弁当屋、ずいぶん増えましたね。
いわゆる「中食」の浸透で、
博多のビジネス街にも、1個400円前後で
ランチタイムにはさまざまな弁当が売られています。
そこで気になる光景を目にしました。
2つ並んだ弁当屋。
ひとつはテントを張って、どこかの工房でつくった幕の内。 (→A)
もう一つは、ワゴン車を改造した厨房で温めているカレー屋さん。 (→B)
実はこの2つ、<同じランチ販売でも利益の取り方がぜんぜん違う>と直感しました。
どちらも仮に、売価400円(原価100円)のランチを50個(完売で20,000円の売上)、
諸経費(人件費や車両費)は10,000円とします。
Aは、弁当を持参していて、売れ残っても持って帰れません。
ということは、
弁当の材料費も、いわば「隠れ固定費」なので、
固定費=材料5,000円+諸経費10,000円=15,000円
損益分岐点は、15,000円の経費を賄う売上(つまり38個以上)です。
いっぽうBは、ご飯とカレールーはその場で温めているだけなので持って帰れます。
固定費は10,000円のみ。粗利益75%(100円÷400円)は、完全変動です。
損益分岐点は、13,333円なので、34個でモトが取れます。
ものすごく単純化しているので、実際にこうなるとは限りませんが、
(カレーが持って帰れるとは限りませんので)
粗利益の取り方しだいで、ビジネスの組み立て方が変わってくるという一例でした。