「アートツーリズム」という言葉をみなさんご存知でしょうか?
グリーンツーリズムは、その地域に足を運んで、自然や農業などを体験するものと言われますが、
そのアート版といいますか、アートをめぐるもの・地域のアートをつなぐもの、と解釈しています。
先週末、当事務所のお客様が入居するインキュベート施設「福岡ビジネス創造センター(FBCC)」で
九州新幹線全線開通を契機とした、アートツーリズムを考えるセミナーが開催されていまして、
お客様の帰りに立ち寄らせていただきました。
セミナーの内容はこちら。
福岡・熊本・鹿児島での取り組みが紹介されましたが、
さいごのディスカッションで、糸島市在住の美術作家・藤 浩志 氏のお話が印象的でした。
(終了後の懇親会でご挨拶して、ものすごく実家の近所にお住まいと知りました・・・)
> アートとは、日常や常識から離れた、ありえないもの・超えたものがアートである
> 「アートツーリズム」には3つある
> 一つは、すでに価値化されたアートをめぐるツアー
> 一つは、今まで注目されなかった(価値化されなかった)ものをつなぐこと
> 一つは、いっしょにつくる・いろいろな人たちが動くという、ツアーそのものがアート
なるほど、そう考えると、ぐっと身近に感じますね。
仕事柄、ビジネスに置き換えてしまうのは、私の悪い癖ですが、
きっと「何かを超えたもの、何かを突き抜けたもの」が、いわば筋の良いビジネスなのでしょう。
ちなみに、私のアートはこんな感じです。(ことしの年賀状)