経理の効率化は、製造業の改善活動と同じように、永遠の課題ですね。

 

 

今回は、お金の流れを「見える化」するアイデアをご紹介します。

ちなみにこのシリーズは、当事務所のお客様に導入いただき、当事務所の経理でも採用している方法ですので自信を持って効果をお伝えできます。

ちなみに今回は、フリーランスなど、SOHO向けのお話です。

【方法】

創業したての個人の方はご存じない方もいらっしゃいますが、個人でも「屋号+個人名」の通帳を作ることができます。

例えば、名義を「河上康洋税理士事務所 河上 康洋」というものにできます。

法人であれば法人名義の通帳をお使いだと思います。

その場合も、お金の出入りスケジュールを見やすくするためにメイン通帳を1つ作っておくと資金繰り管理がラクになります。

【効果】

これらを実践すると、お金の出入り口が、通帳にほぼ集約されます。

何に、いつ、いくら支払っているかが一目瞭然です。

メリットは2つ。

ひとつは個人的な支出との区別です。

事業に関係するものをこの通帳に一本化すれば、帳簿をつけるのがラクになります。

もう一つは対外的な信用です。

たとえばお客様から売上金を振り込んでいただくとき、屋号が入っていると信用度がUPします。