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kawtax流・名刺活用術 ①名刺の瞬発力と持続力

木曜日, 5月 27th, 2010

新年度(平成22年度)も、もうすぐ2カ月が経ちます。

 

異動などの挨拶で、たくさんの名刺交換をする時期です。

職業柄、年間100名以上の経営者の方とお会いしていますので、

いただく枚数も、お渡しする枚数も相当なものになります。

 

 

 business cards

ところで、名刺を渡す/もらう目的は何なのでしょうか?

これは大きく2つに分かれます。

 

【その時】

相手に自分のことを、明瞭簡潔に伝えること。

【あとで】

相手に覚えてもらい、連絡してもらうこと。

 

 

つまりどちらの時間効果(瞬発力か持続力か)を重視するかで、

正しい(ふさわしい)名刺の作り方が変わってくるのです。

 

例えば、ある程度決まった得意先に名刺を渡すことが多い場合、

【その時】の相手との接点はすでに確保していますので、

【あとで】連絡してもらうことに重点を置くべきです。

 

 

逆に、SOHOなどで特定分野のクリエイターの方であれば、

【その時】どんな職種かを知ってもらうことが重要になるので、

単に「デザイナー」とか、はたまたギッシリ詰め込みすぎるのは

どうかと思います。

 

 

あの小さなスペースに書くべきことを、

(中には見開きジャバラ型の方もいますが)

きちんと整理して、

そして目的に沿って配置されているか、

あなたの名刺をもう一度見直してみてください。

 

 

 

次回は、かつての自身のトライアル・マーケティングをご紹介します。

 

 

 

【粗利益(あらりえき)】でビジネスを組み立てよう

火曜日, 5月 18th, 2010

外売りの弁当屋、ずいぶん増えましたね。

 

いわゆる「中食」の浸透で、

博多のビジネス街にも、1個400円前後で

ランチタイムにはさまざまな弁当が売られています。

 

 

 

 

そこで気になる光景を目にしました。

 

 

2つ並んだ弁当屋。

ひとつはテントを張って、どこかの工房でつくった幕の内。 (→A)

もう一つは、ワゴン車を改造した厨房で温めているカレー屋さん。 (→B)

実はこの2つ、<同じランチ販売でも利益の取り方がぜんぜん違う>と直感しました。

 

 

どちらも仮に、売価400円(原価100円)のランチを50個(完売で20,000円の売上)、

諸経費(人件費や車両費)は10,000円とします。

 

 

CB016002

 

 

Aは、弁当を持参していて、売れ残っても持って帰れません。

ということは、

弁当の材料費も、いわば「隠れ固定費」なので、

固定費=材料5,000円+諸経費10,000円=15,000円

損益分岐点は、15,000円の経費を賄う売上(つまり38個以上)です。

 

いっぽうBは、ご飯とカレールーはその場で温めているだけなので持って帰れます。

固定費は10,000円のみ。粗利益75%(100円÷400円)は、完全変動です。

損益分岐点は、13,333円なので、34個でモトが取れます。

 

 

 

ものすごく単純化しているので、実際にこうなるとは限りませんが、

(カレーが持って帰れるとは限りませんので)

 

粗利益の取り方しだいで、ビジネスの組み立て方が変わってくるという一例でした。

脳にいい人間関係をつくりなさい

火曜日, 5月 11th, 2010

書評です。

この連休中に読んで「これは」と思った1冊。

 

脳にいい人間関係をつくりなさい(西村克己著・PHP出版)

 

 

お客様、上司部下、人材育成と、

さまざまな場面でコミュニケーションが変わります。

 

 

「このひととはウマがあう」とか

「この人ちょっと苦手かも」とか

利き脳(=考え方のタイプ)が関係しています。

 

右脳・左脳というのはよく知られています、

 

大脳生理学に基づいたハーマンモデルでは

あわせて4タイプ(A~D、または複数の組み合わせ)に分類して、

それぞれの思考の特徴や、

パーソナリティの活かし方まで書いてあります。

 

ちなみに私は「理性派(AB)タイプ」だとか。

職業柄、そうなるのかもしれません。

 

 

あなた自身と相手の「利き脳」を測ってみて

円滑なコミュニケーションに活かしてみてはいかがでしょうか。

 

 

ちなみに、

ハーマンモデルについては、ハーマンインターナショナル様で

トレーニングなど実施いているようです。

 

 

和・伊融合のコンセプトが新しい価値を生み出した

木曜日, 5月 6th, 2010

相反すると思われがちな2つの価値を融合させることで、

新しい価値が生まれることがあります。

 

 

 

このゴールデンウィーク、久しぶりに伺ったのが、東区・三苫の

 

028

食伊もん処Tsuji家~ さん。

 

これから商売をはじめたいという方をお連れしました。

 

料理のことはここで紹介しても筆下手なもので、そこは是非とも現地へ。

ちょっとだけ、メニューをご紹介。

 

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(前菜三種) 赤鶏の生ハムと新ごぼう・カルパッチョ・生うにをのせた自家製フレッシュチーズ

029.2

(スパゲティ)牛すじの和風辛味スパゲティ ゆずの香りで

 

 

前職の大先輩がはじめた

和のテイストを取り入れたイタリアンレストランで、

もうすぐ5周年を迎えるそうです。

 

 

立地条件は決して良いわけではないのですが、

味はもちろんのこと、

その落ち着いた雰囲気とリーズナブルな価格で、

地元の皆さんや、海ノ中道ドライブの立寄りスポットとして

たいへん賑わっています。

 

 

その成功のカギとなっているのが、メニューにも内装にもこだわった

和・伊融合のコンセプト。

 

 

 

 

何かと何かを融合させることで新しい「価値」をつくりだすことが、

その人・その店のオリジナリティとなるのです。

 

そしてそのほうが、分かりやすい=伝わりやすい。

 

 

新しいことを始めるとき、融合というキーワードにも着目してください。

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