初の試みでしたが、今回をあわせて10回のシリーズで「会社の経理をラクにしよう」という内容を所長ブログで更新してきました。
お客様からは「さっそく使ってみたい」という声をいくつもいただき、ありがたい限りです。
さて最後のテーマですが、「合理化」という言葉に、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
合理化というと、どうしても「リストラ」とか「経費節減」というイメージがありますが、
今回のブログでは「効率化」という言葉を使わせていただきました。
社長は、経理に何を求めているのでしょうか?
会計情報を、単に申告書作成のためだけではなく、経営に活かすことが国の中小企業政策でも明言され、
世の中の流れは、確実に変わってきています。
現金や預金の流れがきちんと整理できている会社の社長さんは、
税理士の立場からいえば、利益の話や資金繰りの話をしても、キチンと理解いただけますし、
帳簿の正しさだけでなく、帳簿作成の早さでも信頼できる会社さんだ、という印象を持ちます。
いま、中小会計要領の勉強会を開催していますが、ひとりでも多くの社長に、
「会計力」
すなわち決算書で自社のことを説明できる力をつけていただきたいと、当事務所では願っております。