創業するのに、自己資金はいくら必要なのでしょうか?
やりたいことによって、創業時に必要な資金額は変わります。
例えば飲食店や理美容店など店舗や設備が必要な場合、開業資金は大きくなりますし、
逆に、自宅でフリーランスとして始める場合には、さほど資金は必要でなくなります。
ですので、あくまで一般論として参考にしてください。
日本政策金融公庫の「新規開業実態調査(リンク)」によると、
自己資金、親族・知人からの支援、金融機関からの借入金を含めた開業時の資金調達額は
平均で1,464万円となっています。
このうち、「金融機関等からの借入」は平均調達額に占める割合は63.4%となっており、
逆に言えば、すぐに返済しなくても良い資金(自己資金+親族・知人からの支援)は
必要資金額の3割以上を用意しておく必要があるということです。
単純計算で、「開業資金が1,000万円必要な場合は、300万円は自己資金を用意してください」
ということになります。