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『知的資産経営』のススメ

火曜日, 6月 29th, 2010

【後日追記】新たに「知的資産経営への取り組み」ページを追加しました。リンクは、こちら

 

 

 

 

 

『知的資産経営』をご存知でしょうか?

 

 

どんな企業であれ、

決算書だけでは読み取れない「良さ」「強み」があるはずです。

 

たとえば人材や技術、のれん(ブランド)やお客様との信頼関係など、

実は探せばあるものです。

 

 books

だとすれば、

これらの見えない「強み」を見える化して、

その強さをつなぎ合わせることで

会社を良くしようという取り組みが

「知的資産経営」といえます。

 

 

 

もちろん「売上高・限界利益の確保」や

「自己資本比率の向上」といった財務改善も重要です。

 

でも実は、

経営は、有形無形の資産の組み合わせで成り立っていて

その結果として財務向上があるのではないでしょうか。

 

 

 

 

経済産業省では、次のように説明しています。

 

「知的資産」とは、人材、技術、組織力、顧客とのネットワーク、ブランド等の

目に見えない資産のことで、企業の競争力の源泉となるものです。

これは、特許やノウハウなどの「知的財産」だけではなく、

組織や人材、ネットワークなどの企業の強みとなる資産を総称する

幅広い考え方であることに注意が必要です。

さらに、このような企業に固有の知的資産を認識し、

有効に組み合わせて活用していくことを通じて収益につなげる経営を

「知的資産経営」と呼びます。

 

 

 

まずは、いまの会社をじっくり観察し、

「なにが強みなのか」

「どうして強くなったのか」

を考えるところから始めましょう。

 

 

当事務所では、

皆さんの「知的資産経営」を応援しています!

 

 

サロンを始めるなら助成金を活用しよう

木曜日, 6月 24th, 2010

サロン(理美容店)を始めるとき、

創業経費の1/3の助成を受けるしくみがあります。

 

 

 

【地域再生中小企業創業助成金】をご存知でしょうか?

 

雇用改善を政策的に支援しようという趣旨で、

創業の6か月以内に、事業計画を申請・認定を受けることで

創業経費の1/3(上限あり)+正規スタッフ1名につき30万円の

助成を受けることができるのです。

 

 

ただでさえ創業時には、固定客が少ないうえ、思わぬ出費がかかるもの。

知っていると知らないのでは、ぜんぜん違いますね。

salon

 

 

 

 

ただし、認定要件がありますので注意してください。

① 中小企業者であること

② 雇用保険の適用事業主で、創業1年以内に1人以上スタッフを継続雇用すること など

 

こうした手続きについては、専門家の社会保険労務士もご紹介できます。

お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

ちなみに助成金の対象業種は、例えば次のものも対象です。

 

・ 情報サービス業

・ 介護事業

・ 食料品製造業

・ 金属製品製造業

 

 

これらに該当するかな?と思った方、

創業6か月以内であれば手続きができますので

すでにビジネスを始めている方も、ぜひ検討してみてください。

九州志士の会 準備会に参加しました

火曜日, 6月 22nd, 2010

中小企業経営者の皆さんにとって、

・分らないことがあるが、どこに・誰に聞けばよいのか分らない

・ちょっとしたことだけれど、専門家に確認しておきたい

ということは、少なくないはずです。

 

先日のブログでご紹介した

中小企業施策「広め隊」の発展組織としての

 

「九州地域中小企業支援専門家連絡協議会」

(略称;九州志士の会)

 

九州経済産業局の方々の旗振りにより、

税理士・診断士をはじめとした士業のヨコ連携をつくり、

中小企業施策の普及のみならず

経営の困りごとを気軽に相談できる場をつくろう!

 

ということで、その準備会に昨日、参加してきました。

 

 

会議

意欲の高い諸先輩方、

そして関心をもっていただいた中小企業の皆様との

貴重な意見交換ができたと思います。

 

 

支援施策を知らなかったために不利益にならないよう、

また

横断的な課題に、適切な士業連携がマッチングできるよう

この活動をお手伝いしていきます。

kawtax流・名刺活用術 ②名刺は何度変えてもOK

火曜日, 6月 1st, 2010

名刺はその人をあらわすもの。

誤解している方もいらっしゃいますが、

何度でも内容を変えて問題ないと思います。

 

むしろ、提供する製品やサービスの変化に対応して

マイナーチェンジを繰り返すことをお勧めします。

 

 

 

これは私自身の事例です。

 

当初はデザイン重視で名刺を作っていましたが、

裏面が空いているので、ちょこちょこと記載内容を

付け加えました。

 

その結果、今の名刺に行きついたのです。

そうしたマーケティングの結果…

 

①顔写真は年齢だけでなくヘアスタイル・服装が変わると

 イメージが変わるので、似顔絵イラストに。

 

②横型の方が多いので、今回あえて縦型に。

 

③電話番号だけは、とにかく大きくはっきりと。

 そして全体的に、文章をはずして文字を大きく。

 

④デザインはやっぱりプロにお願いする。

 

 

表示している肩書きなどの内容も少しずつ見直しています。

 

そして副産物ですが、

「名刺を変えたので…」ということで、何度でも名刺を

お配りし、話のタネにしています。

 

第一印象を左右するものです。たかが名刺、されど名刺。

決して手を抜くことのないようにしたいものです。

 

ご興味がある方は、ぜひ名刺を交換させていただいたときに

よくよく観察してみてください。

kawtax流・名刺活用術 ①名刺の瞬発力と持続力

木曜日, 5月 27th, 2010

新年度(平成22年度)も、もうすぐ2カ月が経ちます。

 

異動などの挨拶で、たくさんの名刺交換をする時期です。

職業柄、年間100名以上の経営者の方とお会いしていますので、

いただく枚数も、お渡しする枚数も相当なものになります。

 

 

 business cards

ところで、名刺を渡す/もらう目的は何なのでしょうか?

これは大きく2つに分かれます。

 

【その時】

相手に自分のことを、明瞭簡潔に伝えること。

【あとで】

相手に覚えてもらい、連絡してもらうこと。

 

 

つまりどちらの時間効果(瞬発力か持続力か)を重視するかで、

正しい(ふさわしい)名刺の作り方が変わってくるのです。

 

例えば、ある程度決まった得意先に名刺を渡すことが多い場合、

【その時】の相手との接点はすでに確保していますので、

【あとで】連絡してもらうことに重点を置くべきです。

 

 

逆に、SOHOなどで特定分野のクリエイターの方であれば、

【その時】どんな職種かを知ってもらうことが重要になるので、

単に「デザイナー」とか、はたまたギッシリ詰め込みすぎるのは

どうかと思います。

 

 

あの小さなスペースに書くべきことを、

(中には見開きジャバラ型の方もいますが)

きちんと整理して、

そして目的に沿って配置されているか、

あなたの名刺をもう一度見直してみてください。

 

 

 

次回は、かつての自身のトライアル・マーケティングをご紹介します。

 

 

 

【粗利益(あらりえき)】でビジネスを組み立てよう

火曜日, 5月 18th, 2010

外売りの弁当屋、ずいぶん増えましたね。

 

いわゆる「中食」の浸透で、

博多のビジネス街にも、1個400円前後で

ランチタイムにはさまざまな弁当が売られています。

 

 

 

 

そこで気になる光景を目にしました。

 

 

2つ並んだ弁当屋。

ひとつはテントを張って、どこかの工房でつくった幕の内。 (→A)

もう一つは、ワゴン車を改造した厨房で温めているカレー屋さん。 (→B)

実はこの2つ、<同じランチ販売でも利益の取り方がぜんぜん違う>と直感しました。

 

 

どちらも仮に、売価400円(原価100円)のランチを50個(完売で20,000円の売上)、

諸経費(人件費や車両費)は10,000円とします。

 

 

CB016002

 

 

Aは、弁当を持参していて、売れ残っても持って帰れません。

ということは、

弁当の材料費も、いわば「隠れ固定費」なので、

固定費=材料5,000円+諸経費10,000円=15,000円

損益分岐点は、15,000円の経費を賄う売上(つまり38個以上)です。

 

いっぽうBは、ご飯とカレールーはその場で温めているだけなので持って帰れます。

固定費は10,000円のみ。粗利益75%(100円÷400円)は、完全変動です。

損益分岐点は、13,333円なので、34個でモトが取れます。

 

 

 

ものすごく単純化しているので、実際にこうなるとは限りませんが、

(カレーが持って帰れるとは限りませんので)

 

粗利益の取り方しだいで、ビジネスの組み立て方が変わってくるという一例でした。

脳にいい人間関係をつくりなさい

火曜日, 5月 11th, 2010

書評です。

この連休中に読んで「これは」と思った1冊。

 

脳にいい人間関係をつくりなさい(西村克己著・PHP出版)

 

 

お客様、上司部下、人材育成と、

さまざまな場面でコミュニケーションが変わります。

 

 

「このひととはウマがあう」とか

「この人ちょっと苦手かも」とか

利き脳(=考え方のタイプ)が関係しています。

 

右脳・左脳というのはよく知られています、

 

大脳生理学に基づいたハーマンモデルでは

あわせて4タイプ(A~D、または複数の組み合わせ)に分類して、

それぞれの思考の特徴や、

パーソナリティの活かし方まで書いてあります。

 

ちなみに私は「理性派(AB)タイプ」だとか。

職業柄、そうなるのかもしれません。

 

 

あなた自身と相手の「利き脳」を測ってみて

円滑なコミュニケーションに活かしてみてはいかがでしょうか。

 

 

ちなみに、

ハーマンモデルについては、ハーマンインターナショナル様で

トレーニングなど実施いているようです。

 

 

情報とマインドを<残す>ためのノート活用術

火曜日, 4月 20th, 2010

博多はすっきりしない天気が続いています。

 

 

今回は、私が学生時代から実践している

<残す>ためのノート活用のご紹介です。

 

 

情報整理術、マインドマップ、手帳活用、などなど

メモを書きとめる=memoriseにはそれぞれの「流儀」があるのですが

皆さんの参考になればと思います。

notebook

 

私の場合、

基本機能を2つに分けて、2冊のノートを使い分けています。

 

(1)情報を残す → 写真左・LEXONの持ち歩き用A4バインダーブック

 

要は、事務所に戻って打ち合わせ内容などをファイリングできるよう

ルーズリーフを持ち歩きたかったのですが、

なかなか手頃なものがなく、探すのに2か月くらい吟味しました(笑)

 

(2)マインドを残す → ふつうのA4大学ノート 

 

たとえば講演やセミナーの内容であったり、

書籍の内容であったり、

移動中に思いついたビジネスアイデアであったり、

 

その時の気持ちを持ち歩いて、いつでも見れるようにしたものです。

A4なのは、1ページに情報を詰め込むため。

 

 

メモは取るけどあとから見ない・整理できないという方は

是非参考にしてみてください。

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