ページの先頭です
ページ内移動用のリンクです
サイト内のメインコンテンツへのメニューへ移動します
本文へ移動します
ここから本文です

LLC(合同会社)と、議事録

火曜日, 3月 13th, 2012

 

機関設計の簡素さや設立費用の面から、

新たに会社を始めるとき、あるいは法人成り(個人事業から法人になる)のとき、

LLC(合同会社)を選択されるケースが少なくありません。

 

 

当事務所の、LLCやLLPへのサポートについては、こちら

 

 

 

ところで、あるLLCのお客様から

「金融機関に借入を申し込んだとき、<議事録を提出してください>と言われた」

といった話を伺いました。

 

 

 

 

こちらは、いわゆる一人合同会社で、代表社員おひとりで経営をされています。

 

 

 

株式会社では、会社法に基づき、株主総会や取締役会など、意思決定において

「議事録」を作成することが義務付けられています。

 

いっぽうで、持分会社(LLCなど)の場合には、定款や登記は法人として必要ですが、

そもそも意思決定をする株主総会や取締役会がありません。

こうしたことから、会社法では上記の機関での議事録を作成する場がありません。

 

 

ただ実務上は、とくに複数の出資によるLLCを運営する場合、

定款により社員総会などの機関決定を経ている場合、

あるいはLLCとして重要な意思決定(法人成りによる債務引き受け)の場合では

議事録を作成しておくのが実務的のようです。

 

 

法人としてきちんと書面を残すのは、法的側面以前の問題として大切なことですね。

 

 

 

 

スキルアップに役立てよう!キャリア形成促進助成金

火曜日, 3月 13th, 2012

3月も中旬に差し掛かりました。

 

<1月は行く、2月は逃げる、3月は去る>とはよく言ったものです。 あっという間ですね。

 

 

 

4月から新年度を迎え、新人スタッフを雇入れる会社さまも多いことかと思います。

 

 

社内で先輩たちによる実地トレーニングをすることを「OJT(On-the-Job Training)」、

 社外の研修機関などで実施されるものを「Off-JT(Off-the-Job Training)」といいます。

 

 

 

OJTも有効ですが、

なかなか指導する時間がない場合や、会計なども含め、

 専門的な内容をギュッと集中して学ぶ場を作りたいときなどは、Off-JTも有効です。

 

 

 

「キャリア形成促進助成金」とは、

事業主が、その雇用する労働者に対し、職業訓練の実施や 自発的な職業能力開発の

支援を推進した場合に、訓練経費や訓練中の賃金等を助成するしくみです。

 

 

厚生労働省のHPは、こちら

 

 

 

 

 

たとえば、

 

【一般職業訓練】として、

>職務に関連した専門的な知識および技能を習得させることを内容とする

>職業訓練等を受けさせる事業主に、経費の1/3の助成金を支給(中小企業のみ)するしくみや、

 

【自発的職業能力開発】として、

 >従業員の自発的な能力開発を支援するために、「自発的職業能力開発経費負担制度」

>または「職業能力開発休暇制度」を、就業規則または労働協約に設け、従業員の

>能力開発に要する経費の負担や職業能力開発休暇の付与を行う事業主に対して

>経費の1/2の助成金を支給(中小企業のみ)するしくみもあります。

 

※ 上記記載は、厚生労働省HPより

 

 

 

「企業は人なり」です。

 

上手に活用して、外部のコンサルタントや教育機関による、効果的な人材育成に

取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

 

なお助成金に関する専門的なご相談については、当事務所より、

社会保険労務士の先生を ご紹介することもできますので、

気になった方はお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

中小企業支援ネットワーク強化事業・巡回アドバイザー

水曜日, 3月 7th, 2012

平成24年度中小企業支援ネットワーク強化事業巡回アドバイザーに、

九州経済産業局より所長・河上康洋が採択されました。

 

 

 

「中小企業支援ネットワーク強化事業」とは、中小企業が抱える経営課題への支援体制を強化するため、

地域の中小企業支援団体、地域金融機関、税理士、NPO等の中小企業支援機関等から成るネットワークを構築し、

支援機関の連携の強化、支援能力の向上を図るものです。

 

 

平成23年度の事業については、こちら(九州経済産業局HP)

 

以前ご紹介した九州志士の会に所属しており、九州志士の会を通じて、企業のみなさまの支援をさせていただくことになります。

平成23年度からの事業で、本年のアドバイザーの方の多くが昨年から引き続き担当されています。

 

 

志士の会や、その他関係機関との連携を図りながら、少しでも企業のお役にたてればと思っています。

 

所長ブログ

カテゴリー

バックナンバー

トップ