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サロンを始めるなら助成金を活用しよう

木曜日, 6月 24th, 2010

サロン(理美容店)を始めるとき、

創業経費の1/3の助成を受けるしくみがあります。

 

 

 

【地域再生中小企業創業助成金】をご存知でしょうか?

 

雇用改善を政策的に支援しようという趣旨で、

創業の6か月以内に、事業計画を申請・認定を受けることで

創業経費の1/3(上限あり)+正規スタッフ1名につき30万円の

助成を受けることができるのです。

 

 

ただでさえ創業時には、固定客が少ないうえ、思わぬ出費がかかるもの。

知っていると知らないのでは、ぜんぜん違いますね。

salon

 

 

 

 

ただし、認定要件がありますので注意してください。

① 中小企業者であること

② 雇用保険の適用事業主で、創業1年以内に1人以上スタッフを継続雇用すること など

 

こうした手続きについては、専門家の社会保険労務士もご紹介できます。

お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

ちなみに助成金の対象業種は、例えば次のものも対象です。

 

・ 情報サービス業

・ 介護事業

・ 食料品製造業

・ 金属製品製造業

 

 

これらに該当するかな?と思った方、

創業6か月以内であれば手続きができますので

すでにビジネスを始めている方も、ぜひ検討してみてください。

九州志士の会 準備会に参加しました

火曜日, 6月 22nd, 2010

中小企業経営者の皆さんにとって、

・分らないことがあるが、どこに・誰に聞けばよいのか分らない

・ちょっとしたことだけれど、専門家に確認しておきたい

ということは、少なくないはずです。

 

先日のブログでご紹介した

中小企業施策「広め隊」の発展組織としての

 

「九州地域中小企業支援専門家連絡協議会」

(略称;九州志士の会)

 

九州経済産業局の方々の旗振りにより、

税理士・診断士をはじめとした士業のヨコ連携をつくり、

中小企業施策の普及のみならず

経営の困りごとを気軽に相談できる場をつくろう!

 

ということで、その準備会に昨日、参加してきました。

 

 

会議

意欲の高い諸先輩方、

そして関心をもっていただいた中小企業の皆様との

貴重な意見交換ができたと思います。

 

 

支援施策を知らなかったために不利益にならないよう、

また

横断的な課題に、適切な士業連携がマッチングできるよう

この活動をお手伝いしていきます。

「テナント募集」の貼紙がへり始めた大名地区

木曜日, 6月 17th, 2010

九州の商業地の中心、

福岡市中央区の大名地区。

 

 

自転車で走ると、

少しずつ、「テナント募集」の張り紙が減りつつあるようです。

 オフィスビル

平成22年地価公示での大幅な地価下落は印象的でした。

さまざまな要因がありますが、

・ 再開発で特徴あるショップが軒を連ねた、古くて安めの建物が減った

・ 新しいビルは家賃が高くて入居できず、空室のまま

・ 福岡パルコなどのオープンで、天神地区に商業吸引力が増した

・ さらに買い控えが追い打ちをかけている

 

といった最悪期の状況は、

実はそろそろ脱しているように感じます。

 

 

いわゆる居抜き(前の店舗の設備をそのまま引き継ぐ)も含め、

引き合いが増えているのは確か、という飲食関係者の知人の話は

まんざら大げさでもないようです。

 

『We Love 天神協議会』 や

『大名なう』 など

 

いろんな活動もされているようですね。

 

 

エリア内の通りにも名称ができるなど、

福岡人として、

さらなる進化を期待しています。

kawtax流・名刺活用術 ②名刺は何度変えてもOK

火曜日, 6月 1st, 2010

名刺はその人をあらわすもの。

誤解している方もいらっしゃいますが、

何度でも内容を変えて問題ないと思います。

 

むしろ、提供する製品やサービスの変化に対応して

マイナーチェンジを繰り返すことをお勧めします。

 

 

 

これは私自身の事例です。

 

当初はデザイン重視で名刺を作っていましたが、

裏面が空いているので、ちょこちょこと記載内容を

付け加えました。

 

その結果、今の名刺に行きついたのです。

そうしたマーケティングの結果…

 

①顔写真は年齢だけでなくヘアスタイル・服装が変わると

 イメージが変わるので、似顔絵イラストに。

 

②横型の方が多いので、今回あえて縦型に。

 

③電話番号だけは、とにかく大きくはっきりと。

 そして全体的に、文章をはずして文字を大きく。

 

④デザインはやっぱりプロにお願いする。

 

 

表示している肩書きなどの内容も少しずつ見直しています。

 

そして副産物ですが、

「名刺を変えたので…」ということで、何度でも名刺を

お配りし、話のタネにしています。

 

第一印象を左右するものです。たかが名刺、されど名刺。

決して手を抜くことのないようにしたいものです。

 

ご興味がある方は、ぜひ名刺を交換させていただいたときに

よくよく観察してみてください。

kawtax流・名刺活用術 ①名刺の瞬発力と持続力

木曜日, 5月 27th, 2010

新年度(平成22年度)も、もうすぐ2カ月が経ちます。

 

異動などの挨拶で、たくさんの名刺交換をする時期です。

職業柄、年間100名以上の経営者の方とお会いしていますので、

いただく枚数も、お渡しする枚数も相当なものになります。

 

 

 business cards

ところで、名刺を渡す/もらう目的は何なのでしょうか?

これは大きく2つに分かれます。

 

【その時】

相手に自分のことを、明瞭簡潔に伝えること。

【あとで】

相手に覚えてもらい、連絡してもらうこと。

 

 

つまりどちらの時間効果(瞬発力か持続力か)を重視するかで、

正しい(ふさわしい)名刺の作り方が変わってくるのです。

 

例えば、ある程度決まった得意先に名刺を渡すことが多い場合、

【その時】の相手との接点はすでに確保していますので、

【あとで】連絡してもらうことに重点を置くべきです。

 

 

逆に、SOHOなどで特定分野のクリエイターの方であれば、

【その時】どんな職種かを知ってもらうことが重要になるので、

単に「デザイナー」とか、はたまたギッシリ詰め込みすぎるのは

どうかと思います。

 

 

あの小さなスペースに書くべきことを、

(中には見開きジャバラ型の方もいますが)

きちんと整理して、

そして目的に沿って配置されているか、

あなたの名刺をもう一度見直してみてください。

 

 

 

次回は、かつての自身のトライアル・マーケティングをご紹介します。

 

 

 

【粗利益(あらりえき)】でビジネスを組み立てよう

火曜日, 5月 18th, 2010

外売りの弁当屋、ずいぶん増えましたね。

 

いわゆる「中食」の浸透で、

博多のビジネス街にも、1個400円前後で

ランチタイムにはさまざまな弁当が売られています。

 

 

 

 

そこで気になる光景を目にしました。

 

 

2つ並んだ弁当屋。

ひとつはテントを張って、どこかの工房でつくった幕の内。 (→A)

もう一つは、ワゴン車を改造した厨房で温めているカレー屋さん。 (→B)

実はこの2つ、<同じランチ販売でも利益の取り方がぜんぜん違う>と直感しました。

 

 

どちらも仮に、売価400円(原価100円)のランチを50個(完売で20,000円の売上)、

諸経費(人件費や車両費)は10,000円とします。

 

 

CB016002

 

 

Aは、弁当を持参していて、売れ残っても持って帰れません。

ということは、

弁当の材料費も、いわば「隠れ固定費」なので、

固定費=材料5,000円+諸経費10,000円=15,000円

損益分岐点は、15,000円の経費を賄う売上(つまり38個以上)です。

 

いっぽうBは、ご飯とカレールーはその場で温めているだけなので持って帰れます。

固定費は10,000円のみ。粗利益75%(100円÷400円)は、完全変動です。

損益分岐点は、13,333円なので、34個でモトが取れます。

 

 

 

ものすごく単純化しているので、実際にこうなるとは限りませんが、

(カレーが持って帰れるとは限りませんので)

 

粗利益の取り方しだいで、ビジネスの組み立て方が変わってくるという一例でした。

脳にいい人間関係をつくりなさい

火曜日, 5月 11th, 2010

書評です。

この連休中に読んで「これは」と思った1冊。

 

脳にいい人間関係をつくりなさい(西村克己著・PHP出版)

 

 

お客様、上司部下、人材育成と、

さまざまな場面でコミュニケーションが変わります。

 

 

「このひととはウマがあう」とか

「この人ちょっと苦手かも」とか

利き脳(=考え方のタイプ)が関係しています。

 

右脳・左脳というのはよく知られています、

 

大脳生理学に基づいたハーマンモデルでは

あわせて4タイプ(A~D、または複数の組み合わせ)に分類して、

それぞれの思考の特徴や、

パーソナリティの活かし方まで書いてあります。

 

ちなみに私は「理性派(AB)タイプ」だとか。

職業柄、そうなるのかもしれません。

 

 

あなた自身と相手の「利き脳」を測ってみて

円滑なコミュニケーションに活かしてみてはいかがでしょうか。

 

 

ちなみに、

ハーマンモデルについては、ハーマンインターナショナル様で

トレーニングなど実施いているようです。

 

 

和・伊融合のコンセプトが新しい価値を生み出した

木曜日, 5月 6th, 2010

相反すると思われがちな2つの価値を融合させることで、

新しい価値が生まれることがあります。

 

 

 

このゴールデンウィーク、久しぶりに伺ったのが、東区・三苫の

 

028

食伊もん処Tsuji家~ さん。

 

これから商売をはじめたいという方をお連れしました。

 

料理のことはここで紹介しても筆下手なもので、そこは是非とも現地へ。

ちょっとだけ、メニューをご紹介。

 

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(前菜三種) 赤鶏の生ハムと新ごぼう・カルパッチョ・生うにをのせた自家製フレッシュチーズ

029.2

(スパゲティ)牛すじの和風辛味スパゲティ ゆずの香りで

 

 

前職の大先輩がはじめた

和のテイストを取り入れたイタリアンレストランで、

もうすぐ5周年を迎えるそうです。

 

 

立地条件は決して良いわけではないのですが、

味はもちろんのこと、

その落ち着いた雰囲気とリーズナブルな価格で、

地元の皆さんや、海ノ中道ドライブの立寄りスポットとして

たいへん賑わっています。

 

 

その成功のカギとなっているのが、メニューにも内装にもこだわった

和・伊融合のコンセプト。

 

 

 

 

何かと何かを融合させることで新しい「価値」をつくりだすことが、

その人・その店のオリジナリティとなるのです。

 

そしてそのほうが、分かりやすい=伝わりやすい。

 

 

新しいことを始めるとき、融合というキーワードにも着目してください。

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